徒然なるままにビジネスインテリジェンス

渋谷のIT界隈で働く人のブログです。日々感じること、気づいたことなど書いていきます。

G’s Academy Lab4期の開発合宿終了

G‘s Academyの合宿@東京が終わった。場所は中央線沿いの川井駅近くの語学学校施設。もともと中学校だったところで、今は東南アジアから日本語を学びにきている人たちが暮らしているところ。スタッフの人もそこの学生の人々も親切で親しみやすい人たちで、いい感じだった。

最高の合宿だったと思う。企画も盛りだくさん、泊まるところもいい感じ、開発も進む、みんなのプレゼンも面白い、そして適度に面白いハプニングも起こる、といった感じ。こういう楽しさは、やはりお金のかけ方ではないのだ。どういう人と過ごすかが一番。そして、その意義が次。そして雰囲気。設備うんぬんは二の次だ。

みんながとても主体的に動く集団で、一緒に過ごしていて改めて感心させられたし、その集団の面白さとは主体性が作っていくものなんだと感じる。企画そのものから、場所の予約、買い出し、バーベキュー、料理、プレゼン大会。それぞれが本当に楽しく、とても良い時間であった。

最後のプレゼンのときに、感謝すべきひとが多すぎて、結局言葉につまってしまってうまく言い表せなかったのだが、本当に皆さんに感謝したい。

人生の面白さも主体性が鍵を握っているんだろうと思う。 どんどんトライ&エラーを繰り返していこう。

主体性に関して、今回の合宿では、入学からこれまでずっと起業を考えてきたが、結局 Why me? のところが全くなく、どうしようかと思いあぐねてしまっている、という人もいた。

とても頭が良く、勉強熱心で、ストイックな人なのだが、なぜ自分がその事業をしたいか、というところがなく、特定の事業に熱量を捧げられないのだ。

そういうところも含めて、起業、経営というのは総合勝負。

ひょっとしたら、自分が能動的に動きたいと思う情念や、そこからくる主体性を削るような思考や知識、概念は、悪なのかもしれない。頭が良く、知識も豊富だがやりたいことがない人と、特段頭がいいわけでもなく、勉強もそこそこしかしていなかったが、やりたいことがたくさんある人がいるのを思うと、そんなこともふと思う。長期的に見たら分からないのかもしれないけれど。

自分も仕事をしていると、なぜ自分がそれを行うのか考えることが多い。そんなときに最もよく出る答えが、チームにとってそれが最適だから、というもの。

それを、「(単に)面白いから」「やりたいから」でもいいのかもしれない。人に協力を得るときは、もっぱら熱量で説得する、みたいな。

書いていて気づいたが、その「チームのため」というのを自分が所属するコミュニティ全体や、国家、地球全体に押し上げて考えるとやるべきことを探すのに有用かもしれない。例えば、自分があるスキルで国のトップ1%に入る実力があるなら、自分がそれをやることは国にとっても最善、と考えることもできるし、使命感のようなものにもつながると思う。

この観点からすると、自分がこれまでの経験で培ったこと、スキル、学んだことを皆さんにもっと共有しなければ、と思う。

合宿を終え、酔っ払って帰ってきて、書く夜中。帰りに皆で行った銭湯、焼き肉、最高。全てに感謝。頑張っていこう。